まだ実家に滞在中。
今までで一番長い帰省だなー。
いろいろと思うところがあるから、全くまとまりそうにないんだけどとりあえず書いとこうと思う。
 
ここが生活の拠点ではなくなってから10年以上になった。正直、あんまり思い入れはない方だと思う。地元の事、嫌いってわけじゃないんだけど、ちょっと遠くから見ていたいなぁって感じかな。ずるいけど。
暑さよりも、まとわりつく湿度がドロッと身体にのしかかる。汗は蒸発する事無く雫になって垂れていく。
植物はビリジアンと黒。分厚い葉。アスファルトをでこぼこに歪ませながら伸びていく根っこ。黒い苔。這い上がっていく蔓植物。狂ったような朱色の花。
もう、黙って歩くしかないじゃないか。
ぐつぐつ煮詰まっていく。
ドロドロに溶けて、やっと涼しくなる。
突破口はどこかなぁ。
青い海なのか、高い空なのか、諦めか。
帰って来るたび、殆ど毎回、こんな心持ちになるんだよね。
 
何だこれ。